腹腔鏡下シグモイド結腸切除術とは?
概要
腹腔鏡下シグモイド結腸切除術は、腹部に小さなカメラ(腹腔鏡)と専用の細い手術器具を挿入し、病変部位のシグモイド結腸を切除する手術です。従来の開腹手術に比べ、切開が小さく回復が早いのが特徴です。
手術の流れ
切開と器具の挿入
下腹部に3〜5か所、約1~2センチの小さな切開を作ります。そこから腹腔鏡と手術器具を挿入し、内部を観察します。
腹腔の膨張
手術中は二酸化炭素ガスを腹腔内に注入し、腹部を膨らませます。これにより視野が広がり、器具の操作がしやすくなります。
病変部分の切除と縫合
カメラ映像を見ながら、病変したシグモイド結腸を切除し、残った健康な腸を再びつなぎ合わせます。切除した組織は検査のために回収されます。
追加の切開が必要な場合
手術中に外科医が手で直接操作する必要が生じた場合、2〜3インチ(約5〜7センチ)の追加切開を行うことがあります。
術後の管理
手術後は切開部を縫合し、入院期間は通常3〜7日です。感染や合併症の有無を確認しながら経過観察を行います。
