子宮内膜アブレーションはいつ行われるのか?
子宮内膜アブレーションは、子宮内膜を破壊し瘢痕組織に置き換える医療処置です。主に月経過多の改善と妊娠予防を目的として行われます。
月経過多の治療
まずは産婦人科医が経口避妊薬などの薬物療法で出血量を抑えることを試みます。薬が効果を示さない場合に、子宮内膜アブレーションが提案されます。
妊娠予防
アブレーションは妊娠を防ぐ手段として選択されることがありますが、内膜が完全に除去されていないと妊娠が可能で、重大な合併症を招く恐れがあります。そのため、閉経までの間は避妊を継続する必要があります。
子宮全摘出術の代替
子宮全摘出術を希望しない、あるいは手術が適さない患者に対して、アブレーションが代替治療として提案されることがあります。
適応となる患者
閉経前で子どもをもう望まない女性や、他の治療法で出血が改善しない女性が主な対象です。
適さない患者
子宮や子宮内膜に疾患(薄い内膜、子宮癌、感染症など)がある場合、または妊娠中・出産直後の女性はアブレーションの対象外です。
手術前の準備
手術前に医師は子宮癌の有無を検査し、子宮のサイズや形状を評価します。子宮内避妊器具(IUD)が装着されている場合は取り外します。
