外科的無菌状態を維持すべき手技はどれか?
外科的無菌状態が必要な手技
外科的無菌(サージカル・アセプシス)は、体内の通常は無菌である領域に侵入する侵襲的手技で必ず守らなければなりません。以下に代表的な手技と、無菌状態を維持するポイントを示します。
主な手技例
- 外科的切開と探索:皮膚や筋膜を切開し、下部組織や臓器を直接観察・処置する場合。
- 医療機器の挿入:カテーテル、インプラント、手術器具などを体内に導入する際。
- 注射薬の投与:血流、筋肉、関節腔などへ薬剤を直接注入する場合。
- 体液の採取:血液や脳脊髄液など、診断目的で体液サンプルを採取する際。
- 移植手術:ドナーから臓器や組織を摘出し、レシピエントへ移植する手技。
これらの手技では、以下の無菌管理が不可欠です。
- 徹底した手指衛生(手洗い・手指消毒)
- 滅菌手袋・ガウンの着用
- 滅菌済み器具・機材の使用
- 手技全体を通じた無菌環境の維持(無菌ドレープやクリーンエリアの確保)
これらを守ることで、微生物の侵入を防ぎ、感染リスクを最小限に抑えることができます。
