脊椎融合手術で用いられる骨移植の概要

脊椎(椎骨)

脊椎は背骨を構成する骨で、ジェル状の椎間板と連結し、背骨の柔軟な動きを可能にします。背痛の多くは椎骨や椎間板の異常が原因です。椎骨は脊髄を保護しているため、損傷は重大です。

椎間板

椎間板は骨と骨の間にあるジェル状のクッションで、衝撃吸収の役割を果たします。椎間板が破裂したり圧迫されたりすると、衝撃を吸収できず、痛みが生じます。このような場合、問題の椎間板の両側の椎骨の動きを制限する必要があります。

脊椎融合手術

脊椎融合手術では、皮膚と筋肉を切開して背骨を露出させ、問題の椎間板を回避しながら椎骨を接合します。痛みの原因が椎間板でない場合は、問題の椎骨周辺を融合させて動きを抑えます。椎骨骨折が原因の場合は、折れた骨だけを移植して固定します。

骨移植(グラフト)

骨移植は、椎骨間に骨片を挿入して結合させる手術です。移植した骨は体内で新しい骨組織に成長し、椎骨同士が一体化します。融合部位の周囲に細かく砕いた骨を配置する「周辺移植」も行われ、治癒を促進します。

注意点・リスク

自家骨(患者自身の骨)でない砕いた骨を使用すると、治癒が遅れる可能性があります。また、手術全般に伴う感染リスクや、移植部位が周囲の骨に影響を与えるリスクもあります。

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