股関節骨折後の体重負荷のかけ方

股関節骨折は日常生活に大きな支障をきたす怪我です。股関節は大腿骨の頭部が骨盤のくぼみに入る球関節で、体重の多くを支えながら回転・屈曲します。骨折後の回復には時間がかかり、体重をかける際は再損傷を防ぐために段階的に行う必要があります。

必要なもの

  • 松葉杖

手順

  1. 医師の診察を受け、骨折の治癒状況を確認します。医師は体重負荷の可否やリハビリのポイントを説明し、質問にも答えてくれます。

  2. まずはプールでのリハビリから始めます。水中での運動は関節に負担をかけずに大腿・臀部の筋肉を鍛えることができます。週3〜4回、30分ずつ泳ぐことを2週間続けると、骨折後に失われた筋力の回復が期待できます。

  3. 歩行開始時は松葉杖を使用し、体重の大部分を健康な足にかけます。負傷した足は床に軽く触れさせ、完全に体重を乗せないようにします。徐々に松葉杖への依存度を減らし、数週間かけて両足に均等に体重をかけられるようにします。

  4. 松葉杖に慣れたら、同側の手に杖を持って歩くように切り替えます。杖は負傷した足と同じ側に持ち、体重を分散させる補助具として使用します。杖の長さは手首が自然に伸びた状態で、足先と同じ高さになるよう調整してください。

  5. 杖を使用し続け、痛みや疲労がなくなるまで徐々に使用時間を延ばします。最終的に杖なしで負傷側に全体重をかけられるようになるまで、段階的に練習してください。痛みや違和感が出た場合は、すぐに杖に戻して無理をしないようにしましょう。

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