ジゴキシン投与時の看護上の留意点
ジゴキシン投与時の看護上の留意点
1. デジタリス中毒のモニタリング
腎機能障害のある患者や高齢者、ジゴキシン濃度を上昇させる薬剤と併用している患者は特に注意が必要です。症状としては、吐き気、嘔吐、下痢、腹痛、意識混濁、幻覚、不整脈などがあります。
2. バイタルサインと心機能の定期的評価
ジゴキシンは徐脈、低血圧、各種不整脈を引き起こす可能性があるため、心拍数、血圧、心電図を定期的に確認します。
3. 血清カリウム濃度の管理
低カリウム血症はデジタリス中毒リスクを高めるため、血清カリウムをモニタリングし、必要に応じて補正します。
4. 患者教育
ジゴキシンの目的と副作用について説明し、異常な症状が現れたらすぐに医療提供者に連絡するよう指導します。
5. 相互作用薬剤の回避
アミオダロン、ベラパミル、ジルチアゼム、キニジン、エリスロマイシンなど、ジゴキシン血中濃度を上昇させる薬剤との同時投与は避けます。
6. 腎機能障害患者への投与注意
腎機能が低下している場合、ジゴキシンのクリアランスが減少するため、投与量の減量や投与間隔の調整が必要です。
