茶色の世捨て蜘蛛(Brown recluse)は米国南東部に分布しています。黒いwidow蜘蛛ほど致死性は高くありませんが、噛まれた部位に大きな潰瘍や腫れを引き起こすことがあります。蜘蛛は人間の皮膚を狙って噛むわけではなく、押しつぶされたり皮膚に挟まれたときに防御的に噛みます。噛まれた疑いがある場合は、速やかに医療機関を受診してください。

家庭でできる対処法

1. 消毒とアスピリン

噛み跡をすぐに流水で洗い、抗菌剤で消毒します。その上で氷嚢を当てて血行を抑え、アスピリンを細かく砕いて噛み部位にすり込むと、毒素の吸収が抑えられるとされています。

2. 重曹パウダー

重曹を少量の水で練り、ペースト状にします。乾くまで噛み部位に塗布し、乾いたら軽くはがします。2〜3時間ごとに繰り返すと、毒素を吸着しやすくなると言われています。

3. 食塩

傷口を洗浄した後、食塩を直接振りかけ、清潔なガーゼで覆います。1時間ほど経ったらガーゼを外します。塩は毒素を吸引し、腫れを抑えるとされています。温かい塩水で患部を浸す方法でも効果が期待できます。

4. 氷冷と高位保持

氷嚢で患部を冷やし、できるだけ心臓より高い位置に上げます。冷水と中性の石鹸で傷口を洗い、過度な運動は避けましょう。血流が遅くなることで毒素の拡散が抑えられます。

5. ターメリックとオリーブオイル

ターメリックとオリーブオイルを同量で混ぜ、ペーストを作ります。これを噛み部位に塗布し、1週間ほど継続すると赤みや腫れが軽減すると報告されています。

6. 乾燥バジル

乾燥バジルを指で細かくすりつぶし、かゆみが出たときに患部へ塗ります。必要に応じて繰り返すと、かゆみが和らぎます。

上記の方法はあくまで応急処置です。症状が悪化したり、発熱・嘔吐・激しい痛みが続く場合は、直ちに医師の診察を受けてください。