コロイド銀の効果とリスク
微生物への効果
コロイド銀は、細菌・ウイルス・真菌などの単細胞病原体を除去できると主張されています。1900年代初頭、細菌学者ヘンリー・クロックス博士は、口から摂取したコロイド銀が6分以内にあらゆる病原微生物を死滅させる実験結果を報告しました。主に外用として、にきびや創傷に塗布したり、内部疾患には経口摂取が行われます。
しかし、米国国立衛生研究所(NIH)が紹介する2004年のボツワナ・バマレテ・ルーテル病院での研究では、コロイド銀に抗菌作用は認められなかったと結論付けられています。
眼の感染症
コロイド銀を点眼薬として使用すれば、麦粒腫や結膜炎などの眼の炎症を改善できるとされています。科学的根拠は乏しいものの、眼科医のレイ・サヘリアン博士は、数日間の短期使用で安全性は確認でき、目の不快感を和らげる可能性があると指摘しています。
プラセボ効果
Wall Street Journal は、磁気ブレスレットやチタン製靴ひもといった金属系サプリメントが主にプラセボ効果で効果を示すと報じています。コロイド銀も同様に、実際に微生物を死滅させるわけではなく、使用者が「効く」と信じることで心理的な安心感を得られるケースが多いと考えられます。適量での使用は安全とされるため、信念に基づく精神的サポートとして利用できるでしょう。
注意事項
コロイド銀は米国食品医薬品局(FDA)から安全かつ有効な医薬品としては認められていません。使用前には必ず医師に相談してください。過剰摂取すると、皮膚が青灰色に変色するアーギリアと呼ばれる状態(皮膚変色)をはじめとする副作用が報告されています。
