脚潰瘍に効くマヌカハニーの活用法

Molanゴールドスタンダード

蜂蜜の医療効果は、ニュージーランドのワイカト大学のピーター・モラン教授が提唱した「Molan Gold Standard(MGS)」で測定されます。MGSは、はちみつ中の治療成分の濃度を数値化し、医療用途に適した品質を評価する指標です。

医療用はちみつの有効成分はMGSで測定されます。

蜂蜜は細菌から水分を奪う

はちみつは糖分で構成されるため、吸湿性(ヒュグロスコピック)があります。細菌は生存に水分が必要ですが、はちみつは自らに水分を引き寄せ、細菌が利用できる水分を減少させます。

モランは、はちみつが希釈されても抗菌活性が維持され、むしろ効果が増すことを報告しています。

はちみつは水分を引き寄せ、細菌の増殖を抑制します。

はちみつは過酸化水素を生成

はちみつが希釈されると、微量の過酸化水素(H₂O₂)が生成されます。市販の3%過酸化水素は組織を刺激し炎症を起こすことがありますが、はちみつが産生する過酸化水素は約1,000分の1の濃度で、同等の抗菌効果を持ちながら組織へのダメージはほとんどありません。

はちみつ由来の過酸化水素は炎症を抑えながら抗菌します。

専門家の見解

はちみつを創傷に適用すると、単なる吸湿・抗菌効果を超える免疫刺激効果が得られます。はちみつはリンパ球(白血球)の活性化を促し、B細胞が抗体を産生、T細胞が感染細胞やがん細胞を攻撃します。これらの効果は0.1%程度の低濃度でも認められ、1%の濃度で食作用細胞(好中球・マクロファージ)の機能も刺激されます。

はちみつは創傷治癒を促進する

はちみつの医療効果は産地や加工方法により異なります。モランは2001年にニュージーランド産の2種のはちみつ(多花種は過酸化水素作用、マヌカは植物化学物質による抗菌作用)を比較し、どちらも同等の創傷治癒効果を示すことを確認しました。

しかし、すべてのはちみつが医療用途に適しているわけではなく、医療グレードの製品を選ぶ必要があります。ワイカト大学は国際的な基準「Molan Gold Scale」を策定し、マヌカハニーが医療用として認められるかどうかを判定できるようにしています。

医療用マヌカハニーは脚潰瘍の治療に利用されています。

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