カンフルクリームとハーブの効果
カンフル(Cinnamomum camphora)は、長い歴史を持つ常緑樹で、茎や根から抽出した白色結晶を用いた外用薬として利用されます。その木材は芳香が強く、結晶はさまざまな疾患や皮膚トラブルに対して外用で使用されます。
風邪・呼吸器系への効果
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カンフルは軽度の局所麻酔作用と「熱感」をもたらすことで、鼻づまりの症状を緩和します。ピサ大学作物生物学部の研究によれば、刺激的な匂いが鼻腔の気流を促進し、咳の頻度も減少させます。
胸に塗布すれば、気管支炎や喘息などの呼吸器症状を和らげる効果が期待できます。伝統的には、カンフル結晶を小さな袋に入れ首に掛けて使用していました。
皮膚・疼痛への効果
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カンフルは麻酔作用があり、背部痛、関節炎、神経痛などの疼痛緩和に役立ちます。ピサ大学の研究では「感覚神経の興奮と脱感作」を引き起こすとされています。
また、打ち身や捻挫、皮膚の炎症を抑える効果もあります。ただし、カンフル油は毒性があるため、外用はクリームやリネメント(軟膏)に限り、米国食品医薬局(FDA)は結晶や錠剤による風邪・咳の治療を認可していません。使用時は必ず製品ラベルを確認してください。
その他の用途と特性
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強い香りと防腐作用により、害虫除けや防虫剤、空間の芳香剤として有効です。特に蛾の侵入を防ぐ効果があります。
刺激剤や抗痙攣作用もあり、かつてはヒステリー、てんかん、心臓疾患の治療にカンフル油が内服されていましたが、毒性の問題から現在は推奨されていません。その有効性は明確に確認されていません。
