副腎の健康を支える食事法

機能

副腎は腎臓のすぐ上にある左右2つの小さな腺で、外側の皮質と内側の髄質の2部構成です。皮質はコルチゾールを産生し、炎症反応や血糖調整などを司ります。一方、髄質はエピネフリンとノルエピネフリン、いわゆる「闘争・逃走」ホルモンを分泌します。

特徴

自然療法や漢方医学では、現代のストレスフルな生活が副腎に過負荷をかけやすいと指摘されています。デスクでコーヒーを飲みながら仕事の不安を抱えると、カフェインとストレスが相乗的に副腎を刺激し、闘争・逃走ホルモンやコルチゾールが過剰に分泌されます。結果として免疫機能が低下することもあります。

考慮点

メイヨークリニックのトッド・ニポルト博士によると、現在の西洋医学では「副腎疲労」という診断は十分なエビデンスがなく、うつ病や線維筋痛症など別の疾患が見逃される可能性があります。症状が出た場合は、まず医師の診断を受けることが重要です。

食事

副腎疲労の改善には、全食品中心の食事が推奨されます。カフェイン、砂糖、精製粉は控えめにし、タンパク質豊富な朝食(例:卵、ピーナッツバターを塗った全粒トースト)を摂りましょう。5時間ごとに食事を取ると血糖が安定します。ジョン・G・コナー氏の提案は、全粒穀物30〜40%、野菜30〜40%、動物性食品10〜20%、豆・種子・ナッツ10〜15%、果物5〜10%のバランスです。

カリウムの重要性

カリウムは副腎の健康に欠かせないミネラルです。副腎は尿中のナトリウム排泄を調節し、体内のカリウム・ナトリウムバランスを保ちます。米国の食生活はナトリウムが過剰になりがちなので、カリウムを多く含む食品を意識的に摂取しましょう。主なカリウム源は赤身肉、冷水魚、牛乳・ヨーグルト、ブロッコリー、冬かぼちゃ、ジャガイモ、エンドウ豆などです。

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