バラの薬用価値
バラは最も古くから栽培されてきた花のひとつで、数千年にわたり薬用・食用として重宝されてきました。アジアのバラ種は中国伝統医学にも多く使用され、古代ギリシャ、ペルシア、ローマでも薬として利用されました。
バラの花びら
伝統医学では、バラの花びらは下痢、咳・風邪、口内炎、神経緊張、倦怠感、関節痛の治療に用いられます。花びらはうがいやトニックの材料としても使用されます。
バラ水
バラ水は1世紀にペルシアの医師イブン・シーナが発明しました。主に眼の炎症や心臓の強化に用いられます。
バラオイル
バラオイル(バラアッター、オットー)は、刺激や乾燥した肌を和らげます。現代のアロマテラピーでも、神経緊張やうつ症状の緩和に利用されています。
バラの種子・バラヒップ
バラの種子は利尿作用があり、尿路系の様々な疾患に効果があります。バラヒップは軽い下剤効果もあります。
自家製バラの浸出液
バラの芽やヒップを使って簡単に薬効を取り入れられます。毒性は報告されていません。作り方は、乾燥バラの花びら1/2カップを冷水1カップに浸し、密閉容器で2〜3日置き、毎日軽く振ります。3日目に花びらを濾し、ウイスキー大さじ1を加えて完成です。お好みで装飾瓶に移してください。
