甲状腺障害の代替療法と家庭でできる対策
甲状腺の疾患は比較的頻繁に見られる内分泌系の問題です。太平洋糖尿病・ホルモンセンターによると、最も一般的なのは「甲状腺機能低下症」「甲状腺機能亢進症」そして「甲状腺結節」の3種類です。
機能低下症は生涯にわたるホルモン補充療法が主流ですが、機能亢進症や結節は放射線治療や手術が標準です。これらの従来医療に加えて、生活に取り入れやすい代替・家庭療法もありますので、以下で紹介します。
ヨウ素の摂取
甲状腺ホルモン(チロキシン)はヨウ素を材料に合成されます。ヨウ素が不足すると甲状腺の働きが低下し、代謝が鈍ります。ヨウ素を豊富に含む食品として、貝類や海産物、ヨウ素添加塩があります。食事での摂取が難しい場合は、健康食品店で販売されているヨウ素ドロップを飲料や料理に数滴加える方法もあります。
食事の見直し
甲状腺の状態に応じて、食事は活性化させることも抑制することもできます。甲状腺機能亢進症の場合は、ブロッコリー、ほうれん草、カブ、ケール、大豆、芽キャベツ、カリフラワー、豆類といったゴイトロゲン(甲状腺抑制)食品を積極的に取り入れましょう。一方、甲状腺機能低下症では、これらの食品を控え、ヨウ素豊富な食材やビタミンD・セレンを含む食品を増やすと効果的です。
ハーブ療法
ハーブはお茶、カプセル、または食事に加えるドロップとして利用できます。アーユルヴェーダでは、トリファラ、ググル、ショウガが甲状腺のバランス調整に用いられます。米国国立医療ハーブ学会のデイビッド・ホフマン氏は、甲状腺機能低下症に対してはブレーダック(bladderwrack)を、機能亢進症にはバグルウィード(bugleweed)を推奨しています。
