湿疹・乾癬に効果的なオリーブオイルの家庭療法
オリーブオイルの特性
オリーブオイルは、内服でも外用でも古くから皮膚ケアに用いられています。特に、冷圧搾りのエクストラバージンオリーブオイルを不透明で密封された缶やガラス瓶に入れて保存すると、オリーブ本来の抗酸化物質を最大限に保てます。保存は直射日光を避け、温度変化の少ない涼しい場所(冷蔵庫は固まるので避ける)に置くのがベストです。
オリーブオイルの外用法
乾癬は自己免疫疾患で、皮膚が過剰に増殖し、乾燥・剥離しやすくなります。湿疹は主に環境要因で起こりますが、症状は似通っています。オリーブオイルの保湿成分を利用し、患部に1日2回優しくマッサージすれば、乾燥を防ぎ、抗酸化成分が正常な皮膚再生を促します。エッセンシャルオイルの追加や105°F(約40℃)までの加温は任意ですが、必須ではありません。入浴後の清潔な肌に、5分程度で吸収できる量を手に取り、やさしく揉み込みましょう。
頭皮の乾癬や乳児のフロック(かぶれ)にも同様に使用できます。シャンプー後に約15ml(小さじ半分)を頭皮に塗布し、10分ほど置いた後、くしでプラークをやさしく取り除きます。油分が残らないまで洗い流し、週2回程度を目安に行ってください。
すべてのタイプの乾癬・湿疹がオリーブオイルで改善するわけではありません。薬の中止やオイルのみの使用で症状が悪化することもあるため、使用前に必ず医師に相談し、1か月以内に改善が見られなければ中止してください。
オリーブオイルの栄養摂取法
オリーブオイルを食事に取り入れると乾癬や湿疹が改善するという逸話は多数ありますが、2005年のBritish Journal of Dermatologyの研究では、オリーブオイルは魚油の効果検証のプラセボとして使用されるほどエビデンスが乏しいと報告されています。総合的な栄養改善は皮膚状態に好影響を与える可能性があるため、他の油脂をオリーブオイルに置き換えることは害になりません。
