カルシウム沈着に対する代替医療法

カルシウムは必要な栄養素ですが、血中濃度が過剰になると健康に害を及ぼします。体内に適切に吸収されないカルシウムは沈着し、軟部組織や関節周辺に蓄積します。放置すると骨棘、腎結石、胆石、尿路トラブルなどを引き起こす恐れがあります。ここでは、カルシウム沈着を抑えるハーブやミネラルの代替療法を紹介します。

チコリ根とアジサイ根

ハーブ医学の参考書でRene M. Tshiteya 医師はチコリ根を胆石・腎結石・尿路障害を伴うカルシウム沈着の治療に推奨しています。40滴のチコリ根チンキを温水1杯で薄め、食事の1時間前または2時間後に飲みます。症状が改善するまで1日3回継続します。アジサイ根も同じ用量で使用できます。

アルファルファ(ムラサキツユクサ)

Gary Null 氏の『自然治癒の完全百科事典』によると、アルファルファは動脈硬化の予防とカルシウム沈着の抑制に有効です。また、皮膚や爪・髪の健康を支え、クロロフィルががん予防にも役立ちます。苦味と塩味が特徴で、以下の方法で摂取できます。

  • 乾燥葉1オンス(約28g)を熱湯1パイント(約470ml)に20分浸し、1日2杯飲む。
  • 新鮮なアルファルファ種子をサラダに加え、1日6ティースプーン(約30g)を目安に摂取する。

リン酸

Robert J. Peshek 氏は『Searching for Health』で、指関節周辺の炭酸カルシウム沈着が朝のこわばりを引き起こすと指摘しています。リン酸は沈着を溶解し、腎臓での老廃物除去を助け、腎結石の予防にもつながります。また、脂質・炭水化物・タンパク質の分解を促進し、消化をサポートします。

リン酸の主な食品は炭酸飲料、乳製品、乾燥果実、卵、魚、にんにく、ジャガイモ、豆類、肉、ナッツ、鶏肉、たんぱく質豊富な食品、全粒穀物などです。成人は1日あたり700 mgが目安で、妊娠・授乳中は1250 mgが必要です。ただし過剰摂取は軟組織の石灰化や下痢を招くため注意が必要です。

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