フェーバーフュー抽出物とは?

歴史

フェーバーフュー抽出物は、キク科に属する多年草・フェーバーフュー(Tanacetum parthenium)の葉から得られます。ヨーロッパ原産で、古くから民間療法として幅広い症状に用いられてきました。名前は「featherfew(羽毛のような葉)」や、熱(fever)を下げる効能に由来するとされています。現在では北米にも定着し、サプリや抽出液の形で広く利用されています。

主な効果

最も科学的に裏付けられている効能は、片頭痛の予防です。フェーバーフューに含まれるパルテノリドという成分が、片頭痛の頻度と重症度、さらには嘔吐や吐き気の軽減に効果があることが臨床研究で示されています。

その他の用途

片頭痛以外にも、関節炎やリウマチの緩和、月経痛・PMSの緩和、出産時のサポートなど、女性の健康に関わるさまざまな場面で利用されています。また、喘息、皮膚炎、虫刺され、歯痛、乾癬などの症状にも民間療法として用いられることがあります。

副作用

フェーバーフュー抽出物には、嘔吐、吐き気、下痢、膨満感、消化不良、腹部の痛み、神経過敏などの副作用が報告されています。個人差が大きいため、使用前に注意が必要です。

使用上の注意

妊娠中・授乳中の女性や2歳未満の子どもは使用を避けてください。また、ヤロウ、ススキ、カモミールなどキク科にアレルギーがある方、出血傾向がある方や血液凝固阻害薬を服用中の方も使用を控えるべきです。

考慮すべき点

天然ハーブであっても、人によっては副作用が出たり、他の薬と相互作用する可能性があります。自己判断での服用は避け、必ず医師や薬剤師などの専門家に相談し、正しい診断を受けた上で使用してください。

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