体内の酵母感染症(カンジダ)
概要
体内での酵母感染症は、主にカンジダ・アルビカンス(Candida albicans)の増殖によって起こります。口腔内で増えたカンジダは消化管を経て腸へ移行し、女性では膣に感染します。男性でも免疫力低下や環境要因で感染が起こることがあります。
過剰な酵母含有食品、カビ由来の食品(チーズ・キノコなど)、あらゆる糖分(果物を含む)を摂りすぎると、カンジダの増殖を助長します。
米国国立衛生研究所(NIH)によれば、治療せずに放置するとカンジダは脳(髄膜炎)、心臓(心内膜炎)、眼(眼内炎)、食道(食道炎)や関節(関節炎)へ広がる可能性があります。
識別
カンジダ感染はよく知られた疾患です。避妊薬服用中の女性や、抗生物質の服用で腸内の善玉菌が減少した人に多く見られます。極度の疲労感、頭がぼんやりする感覚、膣のかゆみや異常分泌物などの症状がある場合は、医師に相談しましょう。
特徴
免疫力が低下している、過労や最近の病後未回復の状態の人はカンジダが増えやすくなります。カンジダは口腔、喉、消化管、尿路に常在しており、免疫が正常であれば症状は出ません。
留意点
湿度が高くカビが繁殖しやすい環境で生活・勤務している、または頻繁に抗生物質を使用した経験がある人はリスクが高まります。
酵母やカビ、糖分を多く含む食品(酵母入りパン、プレッツェル、クラッカー、ピザ、チーズ、カビが生えている残飯、砂糖類、はちみつ、メープルシロップ、モラセス、サトウキビジュースなど)を過剰に摂取すると、感染が促進されます。ステビアは糖分に含まれません。
誤解
酵母感染は「女性特有」の問題と考えられがちですが、男性でも免疫力が低下したり、環境・食生活が条件に合えば感染します。
予防・対策
原因不明の極度の倦怠感や体調不良を感じたら、早めに医師の診断を受けましょう。女性は感染が広がる前に治療が必要です。男性は症状が目立ちにくいので、サインに注意が必要です。
早期発見と適切な治療により、カンジダが脳や心臓など他の臓器へ拡がるリスクを低減できます。
