回旋腱板の痛みを和らげるエッセンシャルオイル
マッサージやアロマテラピーでよく使われるエッセンシャルオイルは、筋肉のこりや痛みを和らげる効果があります。回旋腱板腱炎(ピッチャー肩やインピンジメント症候群とも呼ばれます)は、肩関節周囲の腱が炎症を起こす状態で、関節リウマチ、外傷、過度な使用が原因となります。以下に紹介するエッセンシャルオイルは、痛みと炎症の緩和に特に有効とされ、肩だけでなく全身の関節にも使用できます。
ラベンダー
ラベンダーは最もポピュラーなエッセンシャルオイルのひとつです。米国国立衛生研究所(NIH)は、ラベンダーのアロマテラピーがリラックス効果や不安軽減に役立つと認めています。また、首や腰の痛み、全身の不快感に対する効果が示唆されています。マッサージに用いることで、回旋腱板腱炎に伴う痛みや炎症の緩和が期待できます。
ペパーミント
ペパーミントオイルは入手しやすく、価格も手頃です。歯磨き粉やガム、ハーブティーにも使われ、内部使用が比較的安全とされています。外用すると筋肉の緊張をほぐし、特に緊張性頭痛の緩和に有効とする研究結果があります。マッサージやアロマで、筋肉のこりや全身の痛みを和らげます。
カモミール
認定マッサージセラピストのシェリー・エンティーン氏は、カモミールは「強力な抗炎症作用」を持つと述べています。炎症は回旋腱板腱炎の主な痛みの原因です。カモミールは頭痛、筋肉痛、腰痛にも使用されます。
クラリセージ
クラリセージは筋肉の痙攣やこむら返りを和らげる効果があり、リラックス作用が強いです。カモミールと組み合わせて使用すると、緊張やストレスの緩和に役立ちます。
スイートマジョラム
スイートマジョラムは鎮痛作用と軽度の鎮静作用を持ち、痛みやこりに対して強い効果があります。関節リウマチや変形性関節症にも推奨されており、肩や他の関節の炎症に適しています。
ベチバー
ベチバーはあまり知られていないものの、関節リウマチや硬直、筋肉痛に有効です。エンティーン氏は「血液循環を改善し、組織のデトックスを促す」と述べています。
使用方法
エッセンシャルオイルを治療的に使用する際は、キャリアオイル(ホホバオイル等)に2〜3滴加えて手のひらで混ぜます。肩、首、上腕、脇の下に優しくマッサージし、必要に応じて2種以上のオイルをブレンドして効果を高めます。たとえばラベンダー+スイートマジョラム、ペパーミント+カモミールなどが相性抜群です。マッサージ後は、温熱パッドや湯たんぽで10〜15分加温し、オイルが関節に浸透するようにします。使用後は手をしっかり洗い、目に入らないよう注意してください。
