中国の伝統的な冷却ハーブ一覧
中国の自然医学では、体内の余分な熱を取り除く「清熱薬(冷却ハーブ)」が、炎症や感染症の治療に用いられます。これらのハーブは、必ず専門医や薬草師の指導のもとで使用してください。
火の熱を減らすハーブ
急性の炎症や感染症に対して使用されます。肺炎や急性気管支炎、脳炎など、炎症が急速に広がる病状に効果が期待されます。
- カリゾ(ルゲン):甘味のある蘆の根茎。1日20gを目安に服用。
- セルフヒール(夏苦草):やや苦味のあるハーブ。「夏が過ぎても見えない」ことから名付けられ、1日30gで使用。
血液の熱を減らすハーブ
鼻血や口・膣からの出血を止める目的で処方されます。
- バイツウウェン(大黄):別名「爺さんの白髪」。苦味が強く、1日10〜18gを服用。
- 白薔薇(バウエイ):苦味と塩味を持つハーブ。1日6〜12gが目安。
熱を除去し解毒するハーブ
化膿性の炎症や感染症(虫垂炎、リンパ管炎、乳腺炎、流行性耳下腺炎、皮膚疾患)に用いられます。脱水や消化不良を起こしやすいため、使用時は「陰」トニックと併用することが推奨されます。
- アジアダンデライオン(蒲公英):苦味と甘味を併せ持つ「漁師のハーブ」。1日7〜15gで服用。
- 日本スイカズラ(銀杏子):甘酸っぱい「金色の房子」の種。1日7〜15gが推奨量。
