メモリーフォーム枕の正しい寝方
1970年代、NASAが宇宙飛行士の衝撃吸収用にメモリーフォームを開発したという都市伝説があります。実際には、NASAは開発に関与したものの、1966年にNASAと契約して航空機用に開発したチャールズ・ヨストが発明者とされています。ヨストはこの粘弾性フォームを「テンパーフォーム」と名付け、主に医療用途で販売しました。フォームの粘性により体熱で柔らかくなり、従来の枕とは異なる形で頭部を支え、首や背中の痛みを軽減する効果が期待できます。
枕の選び方
信頼できるメーカーのメモリーフォーム枕を選びましょう。Tempur-Pedic など、長年にわたり研究開発を重ねたブランドがおすすめです。理想的な枕は、片面が平らで、もう片面がカーブしている形状です。大きめのカーブは首をしっかりと抱き込みます。
「粘弾性フォーム」かどうかを確認してください。手で強く押したときに、へこみが手形のまま数秒で元に戻るものが本物です。また、密度の高いフォーム(5〜6ポンド/立方フィート)がよりしっかりしたサポートを提供します。
枕の向き
平らな面を下にして、カーブの大きい方をベッドの足側に向けます。これにより、横向きでも仰向けでも頭と首に最適なサポートが得られます。枕に頭を乗せて沈み込ませてください。最初は硬く感じても、体熱で数分後に頭・首・肩に合わせて形が変わります。フォームは冷えると硬くなるので、寝返りのたびに形が変わります。
うつ伏せでの寝方はNG
メモリーフォーム枕でうつ伏せに寝ることはおすすめできません。首や頭が不自然な角度になるため、首の痛みや頭痛を引き起こす可能性があります。一般的にうつ伏せは首のこりや肩・上背部・顎、さらには内臓にも悪影響を与えるとされています。カーブした枕は不快感でうつ伏せを防ぎ、自然な姿勢での睡眠を促します。
