イオン・ボディクレンズの仕組みと効果

イオンボディクレンズは近年人気が高まっていますが、名前だけでは実際の施術内容が分かりにくいことがあります。全身をイオン溶液に浸すわけではなく、足だけを特別な装置に入れたフットバスに浸すだけです。家庭用の機器も販売されていますが、価格が高いため、サロンやスパで定期的に施術を受ける人が多数です。

イオンボディクレンズの仕組み

フットバス内に設置された「アレイ」と呼ばれる装置に低電圧の直流電流を流します。アレイ内部の金属が塩水と反応し、水中の酸素と水素が分解されて正負のイオンが生成されます。

生成されたイオンは体内にある逆電荷の毒素と結合し、中和された毒素は浸透圧(オスモシス)の原理で体外へ引き出されます。浸透圧とは、濃度差のある膜を通じて粒子が移動する現象です。

除去される毒素は?

イオンボディクレンズで除去が期待される主な毒素は、過剰に蓄積した酸性物質です。具体例としては乳酸、尿酸、酢酸、炭酸、ジアセチル酸、肝酸、酪酸などがあります。これらは食生活の乱れや飲酒、薬物、環境汚染などが原因で組織にたまり、疲労感や風邪、痛風などの症状を引き起こすとされています。

また、重金属や有害化学物質といった外部から取り込まれる汚染物質も排出されるとされています。都市部や工業地帯に住む人は、スモッグなどの大気汚染に長期間さらされることで、アレルギーや最悪の場合がんのリスクが高まると指摘されています。

健康効果は?

イオンボディクレンズの主な効果として、体内の毒素除去によりエネルギーレベルが向上し、免疫力が強化されるとされています。実際に施術を受けた人の中には、痛風や関節炎の痛みが軽減されたと報告するケースもあります。

さらに、深くてすっきりした睡眠、記憶力の向上、ストレス軽減といった効果も期待されています。肌状態の改善や性機能向上といった効果は科学的根拠が薄いものの、睡眠の質が向上すれば結果的に肌や性機能が良くなる可能性があります。

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