鼻咽頭スワブ(NPスワブ)の実施方法
鼻咽頭スワブ(NPスワブ)の手順
1. 患者の準備
- 手順を説明し、同意を得る。
- 患者に頭をやや後ろに傾けた楽な姿勢で座ってもらう。
2. 必要な備品の準備
- NPスワブ
- 無菌手袋
- 個人防護具(マスク、アイプロテクション、ガウンなど)
3. 個人防護具(PPE)の着用
手袋・マスク・フェイスシールド・ガウンを正しく装着する。
4. スワブを鼻孔に優しく挿入
- スワブを鉛筆のように握り、先端を自分から遠ざけた方向に向ける。
- 鼻孔に向かって挿入し、喉の奥を目指す。
- 抵抗を感じるまで(目安は約5〜10 cm)押し込む。
5. スワブを回転させる
鼻咽頭壁に沿って優しく回転させ、15〜30秒間保持し、細胞を採取する。
6. スワブをゆっくり抜く
抜く際も回転させながらゆっくり引き出し、検体が十分に採取されていることを確認する。
7. スワブを輸送チューブに折り込む
- スワブ本体に破断ラインがあるので、そこで折り曲げる。
- 折れた先端をウイルス輸送培地が入ったチューブに入れる。
8. 輸送チューブを閉じ、ラベル貼付
- チューブをしっかり閉じる。
- 患者氏名、採取日、検体番号などを記載したラベルを貼る。
9. 使用済みスワブとPPEの安全な廃棄
感染防止のため、規定の医療廃棄容器に投入する。
10. 手指の徹底的な洗浄
石鹸と流水で最低20秒間洗浄し、アルコール消毒を行う。
NPスワブは適切な研修と感染管理手順の遵守が必須です。患者と医療従事者双方の安全を確保しましょう。
