昆虫忌避に使えるレモングラスオイル

レモングラスとは

レモングラスはインド原産のハーブで、蚊をはじめとする虫を寄せ付けません。石鹸や染料、香水、化粧品にも利用されるほど香りが強く、優れた消臭効果があります。レモングラスから抽出したオイルはシトラールを含み、シトロネラキャンドルの主成分でもあります。オイルは乾燥させた葉から抽出され、柑橘系の爽やかで甘い香りが特徴です。水に溶かすと琥珀色または濃い黄色になります。

レモングラスの栽培方法

学名は Cymbopogon flexuosus(別名 Cymbopogon citratus)で、シルキー・ヘッズ、バーブワイヤーグラス、フィーバーグラスなどとも呼ばれます。湿った土壌と日当たりの良い場所を好み、根の塊を分割して増やすことができます。収穫後は冷凍保存または乾燥保存が可能ですが、使用前に必ず水で戻す必要があります。成長すると高さは約2.5メートルに達し、花はクリーム色・白色・緑色、葉は金色または青緑色です。

レモングラスオイルの使い方

葉や茎を直接肌に擦り込むと効果的です。まず、地面から茎を抜き、外側の葉を取り除きます。太い茎の根元近くにある細い葉を切り落とし、茎を指で曲げながら手のひらで擦ります。すると繊維質のジュースが出てきて、肌に塗布できます。

使用上の注意

保存時は香辛料や他の食品から離しておきましょう。レモングラスは強い香りを吸収しやすいです。また、妊娠中の使用は避けてください。シトラールやミルセンを大量に摂取すると、ラット実験で胎児に奇形が確認されています。

レモングラスオイルはDEETなどの化学合成成分を含まず、米国環境保護庁(EPA)の「一般的に安全と認められた」リストにも掲載されています。化学的忌避剤への懸念が高まる中、自然由来のレモングラスは安全で効果的な代替品として注目されています。

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