子どもの喘息に効くハーブ療法
お子様が喘息と診断された場合、従来の吸入薬ではなくハーブで症状をコントロールしたいと考える方もいらっしゃいます。ハーブは自然由来の成分ですが、用量や他の薬との相互作用に注意が必要です。実際にハーブ療法を始める前に、必ず担当医と相談してください。
ロベリア(Lobelia)
ロベリアは呼吸機能を高める作用があり、ティーとして飲むと肺の働きをサポートします。ただし毒性があるため、最初は少量から始め、徐々に増量します。成人の標準用量は体重約68kg(150ポンド)を基準としているため、子どもにはその1/3程度(約0.3倍)の量に調整してください。
過剰摂取すると、吐き気、口渇、痙攣、最悪の場合は昏睡に至ることがあります。また、他の薬やハーブとの併用は相互作用のリスクがあるため、医師に確認しましょう。
イラクサ(Stinging Nettle)
イラクサ(Urtica dioica)は鼻腔や気道を開く効果があり、古くから百姓や民間療法で咳や鼻水、喘息に用いられてきました。ティーとして飲むことが一般的ですが、イラクサには強いヒスタミンが含まれるため、過敏症のある子どもには注意が必要です。
他のハーブや医薬品と同時に使用する場合は、相互作用の可能性があるため、必ず医師に相談してください。
イチョウ(Ginkgo biloba)
イチョウは血管拡張作用により肺への血流を改善し、喘息の症状緩和に役立ちます。中国では何世紀にもわたって喘息の治療に利用されてきました。
効果が現れるまでには4〜8週間かかりますが、一度効果が出ると最低でも1年は持続するとされています。イチョウも他のハーブや薬と併用する際は相互作用に注意し、医師の指導のもと使用してください。
※本記事は情報提供を目的としています。ハーブ療法を実施する際は必ず専門医と相談し、適切な指導の下で行ってください。
