ニーム(インドニーム)樹の驚くべき特性と利用法
ニーム(Azadirachta indica)は、インド原産の樹木で、135以上の有効成分を持ち、古くから様々な病気の治療に利用されてきました。葉・樹皮・種子・油など、すべての部位が食用・薬用として活用できますが、男女ともに避妊効果があるため、妊娠を希望する場合は使用を控えてください。
抗酸化作用
ニームの葉、樹皮、油は抗酸化物質が豊富です。ブランズウィック・ラボラトリーズの研究によると、これらはブルーベリーやクランベリーの4〜5倍の抗酸化力を示します。抗酸化物質は細胞の酸化ダメージを防ぎ、健康維持に寄与します。
抗真菌作用
ニーム葉エキスはカンジダを含む5種類の真菌に対して抑制効果があります(D.P. Agrawal「Medicinal Properties of Neem: New Findings」)。種子油にも強い抗真菌成分が含まれ、足白癬、口腔カンジダ、酵母感染、リングワームなどに有効です。新鮮または乾燥葉で作ったニームティーや、油を患部に塗布して使用します。
抗菌・抗微生物作用
葉・樹皮・種子から抽出したニーム油は広範な抗菌・抗微生物作用を持ち、特に口腔や歯茎の感染症に効果的です。水で薄めたニーム油でうがいをすれば口内環境が整います。また、創部に直接塗布すれば感染予防に役立ちます。サプリやニームティーの摂取も細菌感染の予防に有用です。
抗ウイルス作用
種子油、葉、葉油に抗ウイルス成分が含まれ、デング熱など蚊媒介ウイルスの予防に期待されています。朝に苦味のある葉を10〜20枚噛むことでウイルス感染リスクを低減できると報告されています。ニーム抽出物はサプリメントとして、ニーム油は健康食品店で入手可能です。
殺精子作用(避妊効果)
ニーム油は殺精子作用があり、性交前に油を染み込ませたコットンパッドを15分間貼ると受精を阻害する可能性があります。女性が毎日新鮮な葉を食べると妊娠しにくくなる、男性が1か月間葉を摂取すると可逆的な不妊になるという報告もありますが、確実な避妊法としては推奨できません。さらなる研究が必要です。
