記憶喪失を引き起こす危険なハーブ:マオウ(エフェドラ)の実態
マオウ(エフェドラ)――記憶喪失を引き起こす危険なハーブ
ハーブ治療を選ぶ人は、薬より安全だと考えることが多いです。実際、ハーブは副作用が少なく体への負担も軽いことがあります。しかし、ハーブは活性化合物を多く含み、健康に大きな影響を与えるため、取り扱いには注意が必要です。
法規制とマオウ
マオウは「ハーブ・エクスタシー」とも呼ばれ、記憶喪失のリスクが指摘されています。過去にエフェドラが全米で合法化され話題になったことがありますが、米国食品医薬品局(FDA)は2004年にマオウを含むサプリメントの販売を禁止しました。翌年に一時的に合法化されたものの、4か月後に再び禁止されました。現在でもインターネット上で販売されているケースがあります。
マオウとエフェドラの関係
マオウは学名「Ephedra sinica」で、エフェドラと同一です。中国原産の30センチ以上に成長する低木で、円錐状の種子をつけます。茎が薬用部位で、抽出されたエフェドリンは市販の刺激剤やダイエットピルに使用されます。マオウはお茶にしたり、カプセルで摂取したりできます。
マオウとダイエットピル
エフェドラ属の植物として、マオウはカフェインと併せてダイエットピルの有効成分として販売されます。カフェインなしで摂取する方が安全とされていますが、実際には体重減少効果は期待できません。刺激作用でエネルギーが増えるため、体重管理をサポートすると謳われていますが、安全性は保証されません。副作用として心拍数や血圧の上昇、精神病、記憶喪失が報告されており、他のハーブや処方薬との相互作用も懸念されます。
副作用とリスク
マオウの主な副作用は、心拍数・血圧の上昇、精神病、記憶喪失です。若い健康な人やアスリートでも心筋梗塞を起こすケースが報告されています。また、他のハーブや医薬品との相互作用により、症状が悪化することがあります。
