扁平上皮癌に対するアーユルヴェーダ治療法
診断と西洋医学的治療
まずは皮膚科や腫瘍内科の医師に受診し、扁平上皮癌(Squamous Cell Carcinoma)かどうかの診断を受けましょう。診断には皮膚の組織を採取し、病理検査でがん細胞の有無を確認します。放置すると口や耳に腫瘍ができたり、深部まで浸潤したりして症状が進行します。
診断が確定した場合、主な西洋医学的治療法は以下の通りです。
- 凍結手術(クライオサージェリー)―がん組織を凍結し除去
- 外科的切除―腫瘍部位を外科的に取り除く
- レーザー療法―高エネルギー光でがん細胞を蒸散させる
- 放射線治療と化学療法―がん細胞の増殖を抑制・死滅させる
治療法は腫瘍の大きさや進行度に応じて選択されます。アーユルヴェーダなどの代替療法は、あくまで西洋医学的治療と併用し、回復のサポートとして利用することが望ましいです。
アーユルヴェーダで用いられるハーブ
ブフルジャ(Bhuurja)
『Indian Herbal Remedies: Rational Western Therapy, Ayurvedic and Other Traditional Usage, Botany』の著者C.P. Khareは、ブフルジャが皮膚がんをはじめ、ハンセン病、肝疾患、けいれん障害、各種皮膚疾患に有効と述べています。作り方は、乾燥したブフルジャの葉や茎を水(50〜100ml)に対し3〜5ml加えて煎じ、1日1回服用します。症状の緩和と全体的な健康増進が期待できます。
タヘーボ(Taheebo/Pau d’Arco)
『All Women Are Healers: A Comprehensive Guide to Natural Healing』のDiane Steinは、タヘーボが皮膚全般、特に皮膚がんに対して有効と紹介しています。ナフトキノン類(ナフトキノン、ラパコール)を含み、抗ウイルス・抗真菌・抗菌作用があります。1日300〜500mgを目安に摂取し、免疫機能の向上とがん症状の緩和を図ります。
主な副作用は吐き気、貧血、めまい、下痢です。授乳中・妊娠中の女性は使用を避け、ワルファリン、クロピドグレル、アスピリン等の血液凝固薬との併用は注意が必要です。
レッドクローバー(Red Clover)
同書でも言及されているレッドクローバーは、神経トニックとして免疫力を高め、風邪やインフルエンザ様症状の緩和にも用いられます。イソフラボンががん細胞の増殖を抑制する働きを持ちます。1日40〜160mgのカプセル、または1〜2小さじ(約5〜10ml)を8オンス(約240ml)の熱湯で30分抽出し、1日2〜3回飲むのが目安です。
副作用として吐き気、発疹、頭痛が報告されており、妊娠中・授乳中の女性は禁忌です。タモキシフェンや抗凝固薬との相互作用があるため、既往歴がある場合は医師に相談してください。
※本情報は医療アドバイスではありません。治療を開始する前に必ず医師と相談してください。
