野生オレガノオイルの薬効と活用法
野生オレガノオイルとは?
野生オレガノオイルは、Origanum vulgare(オレガノ)から抽出した天然のエッセンシャルオイルです。料理用に使われるOriganum marjoram(マジョラム)とは異なり、130種類以上の医薬・栄養活性化合物を含んでいます。
野生オレガノオイルが医薬品とされる理由
オレガノオイルには、抗酸化・抗菌・防腐作用を持つフェノール類(カルバクロール、チモール)や、抗ウイルス性の脂肪アルコール、抗炎症・鎮痛作用のテルペン、抗真菌・鎮静作用の脂肪エステルが含まれます。特にカルバクロールとチモールが主要な有効成分と考えられ、他の成分は補助的に働きます。
野生オレガノオイルで改善できる症状
抗ウイルス・抗菌・抗真菌作用により、風邪やインフルエンザなどのウイルス感染、食中毒や膀胱・呼吸器の細菌感染、足白癬や爪真菌症、皮膚カンジダ症などの真菌感染に有効です。また、内部寄生虫の除去や、帯状疱疹、ヘルペス、いぼ、膿瘍、口腔内感染、頭痛、関節炎などの外部症状にも使用できます。細菌はオレガノオイルに対して耐性をつくりにくいため、抗生物質に比べて有利です。
栄養面の利点
オレガノオイルは亜鉛、鉄、カリウム、カルシウム、マグネシウム、銅、ホウ素、マンガンなどのミネラルに加え、ビタミンC、ビタミンA(βカロテン)、ナイアシンを含みます。抗酸化力はリンゴの42倍とされ、フリーラジカルによる老化や疾患の予防に寄与します。
使用上の注意
必ずOriganum vulgare由来のオイルを選び、他種のオイルは有害になる可能性があります。市販の医薬用オレガノオイルはココナッツ油やオリーブ油で希釈されていますが、内部摂取や外用にはさらに薄めることが推奨されます。目安はオイル1滴をキャリアオイル小さじ1杯で割るか、内部使用の場合は水1杯に1〜2滴加える程度です。
使用を控えるべき人
妊娠中・授乳中の方、血液凝固抑制剤を服用している方は使用しないでください。また、タイム、バジル、ミント、セージ、ラベンダー、ローズマリーなどシソ科(Lamiaceae)植物にアレルギーがある方は注意が必要です。
