オリーブに含まれるビタミンとミネラル
オリーブは古代ローマやアテネで食され、何千年もの歴史を持つ果実です。地中海地域をはじめ、ペルー、イスラエル、南アフリカ、カリフォルニア、チリなど、同様の気候帯で栽培されています。小さく丸い実は栄養価が高く、さまざまなビタミンとミネラルを含んでいます。
カルシウム
オリーブ100gあたりは100mg以上のカルシウムを含みます。筋肉の発達や血液凝固に不可欠で、心筋の機能や神経伝達にも関与します。骨はカルシウムとリン酸で構成され、リモデリングにカルシウムが必要です。不足すると骨粗鬆症のリスクが高まります。オリーブのカルシウムはリンとマグネシウムと組み合わせて、心臓の健康をサポートします。
ビタミンB群
オリーブにはビタミンB2、B3(ナイアシン)、B6が含まれ、神経系の強化に役立ちます。B群は炭水化物をブドウ糖に変換し、エネルギー供給を促進します。また、タンパク質や脂質の代謝にも関与し、目・髪・皮膚・肝臓の健康を支えます。特にナイアシンはコレステロールを低下させ、血行を改善します。
銅と鉄
オリーブは銅の優れた供給源で、果物としては最高レベルです。銅は体内での鉄の吸収を助け、筋肉や骨を強くします。酵素と協働して鉄の酸化を触媒し、傷の治癒や生殖、代謝、成長、貧血予防に必要な鉄の機能を支えます。銅と鉄はともに健康な血液を維持するために欠かせません。
亜鉛
オリーブに含まれる亜鉛は、免疫力を高め風邪予防に効果的です。体内のすべての細胞に存在し、消化やインスリン調整に関与します。亜鉛はアルコールの分解、創傷の治癒、成長、視覚、血液凝固、免疫、生殖に不可欠です。抗酸化作用により活性酸素から細胞を守り、老化や癌などのリスクを低減します。亜鉛が不足すると体重減少、夜盲症、月経不順、食欲不振、にきびなどの症状が現れます。
