ホースラディッシュ (Armoracia lapathifolia)

ヨーロッパ原産のホースラディッシュは、北米でも野生化しています。道路脇や低地の草原で見られる白い根は、すりおろすとビーフの付け合わせに最適なピリッとした調味料になります。若い葉はサラダに加えるか、軽く茹でて野菜としても利用できます。

自然主義者ユエル・ギボンズは著書『健康ハーブ狩り』で、ホースラディッシュの根は強力な利尿作用があり、腎臓結石の予防や小さな結石の排出、腸内寄生虫の駆除に効果があると紹介しています。また、消化促進作用があり、ビタミンCが豊富で風邪予防や症状軽減にも役立ちます。

ペパーミント (Mentha piperita)

ペパーミントはヨーロッパと北米に広く分布し、古くから薬用植物として利用されてきました。葉を熱湯で抽出すれば、爽やかなハーブティーができ、スムージーや緑茶の風味付けにも最適です。

米国国立衛生研究所(NIH)の研究では、ペパーミントティーが過敏性腸症候群(IBS)の症状緩和に寄与する可能性が示唆されています。消化不良や口臭の改善にも効果が期待でき、精油を用いたアロマテラピーは、ローズマリーやラベンダーと組み合わせることで、脳卒中患者の運動機能や筋肉痛の軽減に役立つと報告されています。

ゴボウ (Arctium lappa)

ヨーロッパ原産のゴボウは、北米でも広く自生し、道路脇に高く伸びる姿が特徴です。葉は大きくてルッコラに似ていますが、ややざらついた手触りです。2年目になると枝先にチョウセンアザミが咲きます。

食用部分は、1年目の若い根の中心部と、葉柄の若い部分です。NIHの予備的研究では、ゴボウの摂取ががん抑制効果や血糖値低下に寄与する可能性が示唆されています。昔は体力回復やスタミナ補給に用いられてきました。

クランベリー (Vaccinium macrocarpon)

北米原産のクランベリーは、木質のつるに実る鮮やかな赤いベリーです。ソースやジュース、乾燥フルーツ、ベーキング素材として幅広く利用されています。ビタミンCと抗酸化物質が豊富で、抗酸化作用によりがんリスク低減や心血管の健康維持が期待できます。

クランベリージュースは、尿路感染症の予防・治療や胃潰瘍の予防に用いられます。また、歴史的には壊血病(ビタミンC欠乏症)の防止に役立ってきました。