ミントオイルの毒性と健康リスク

古代からミント系植物の精油は消化不良や頭痛、不安の緩和に利用されてきましたが、誤った使用は重大な健康被害を招くことがあります。

ペパーミントオイル

  • 皮膚に直接塗布すると、発疹やじんましんが起こることがあります。アレルギー反応や喘息発作の誘因にもなると報告されています。米国がん協会が紹介した『Toxicology Letters』の研究では、ペパーミントオイル中の有機化合物メントン(menthone)を大量投与した実験動物で痙攣や脳障害が認められました。

スペアミントオイル

  • 少量でも皮膚や眼に刺激を与えることがありますが、吸入や経口摂取ははるかに危険です。主成分とされるカーヴォン(carvone)の蒸気は粘膜や上部呼吸器を損傷し、飲み込むと心臓、腎臓、肝臓に障害をもたらす可能性があります。

メンソール

  • メンソールはペパーミントオイルの主要成分であり、毒性を持ちます。スペアミントオイルにも含まれますが濃度は低めです。高濃度のメンソールを含むオイルを小さじ1杯摂取すると、健康な成人でも致死的になる恐れがあります。血圧低下、痙攣・痙縮、さらには流産のリスクも報告されています。

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