Ficus bengalensis(ベンガルゴム)の抗菌活性

葉と根の利用法

国際薬学・バイオサイエンス誌によれば、Ficus bengalensis の葉芽は砂糖と蜂蜜と混ぜて下痢の治療に用いられます。葉芽と空中根を蜂蜜で煎じたデコクションは、胃の不調、嘔吐、渇きを和らげます。空中根単独でも嘔吐、白帯下、潰瘍、ハンセン病、皮膚のアレルギー症状、膿瘍に使用されます。

樹皮と種子の利用法

樹皮は血痰、出血、下痢、赤痢、糖尿病、潰瘍、皮膚疾患、淋病、白帯下、過多血症などに有効とされています(同誌)。樹皮の乳液(ラテックス)は皮膚感染や打撲に塗布されます。種子エキスは足底のひび割れや炎症、リウマチなどの治療に役立ちます。

Staphylococcus、Pseudomonas、Klebsiella に対する抗菌活性

VIT大学バイオサイエンス・テクノロジー学部の実験で、Ficus bengalensis の樹皮抽出物が黄色ブドウ球菌、緑膿菌、肺炎桿菌に対し顕著な抑制効果を示しました。これらの細菌は肺炎や食中毒の原因となります。

タンニンとサポニン

研究では、樹皮に含まれる高濃度のタンニンとサポニンが抗菌作用の主因と考えられています。タンニンは収斂性のある化合物で、サポニンは水に触れると石鹸様の泡を作り、抗炎症効果もあります。

他のイチジク属植物

サウラシュトラ大学バイオサイエンス学部の報告によれば、モラセ科に属するイチジク属は、F. bengalensis と同様に F. religiosa、F. tisela、F. racemosa なども抗菌性を示します。

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