セントジョンズワート(ヒロシム・ペロファトゥム)の利用法

ヒロシム・ペロファトゥム(学名)は、一般的にセントジョンズワートとして知られる多年草です。バルサムやテレピンのような香りがし、ヨーロッパ原産で米国にも自生しています。小さく細長い淡緑色の葉と、7〜8月に咲く鮮やかな黄色の五枚花弁が特徴です。野原や林の中で自然に育ち、花を潰すと血のように染み出すことから、古代ローマ・ギリシャの医師が創傷の手当てに利用していました。主成分は樹脂、揮発性油、タンニン、色素です。

うつ(軽度〜中等度の抑うつ症状)

  • セントジョンズワートは軽度から中等度のうつ症状に用いられ、いくつかの研究では処方抗うつ薬と同等の効果があると報告されています。副作用が少なく費用も低い点が評価されていますが、欧米での利用状況には差があります。

    注意:他の抗うつ薬と併用すると相互作用で効果が過剰になる恐れがあるため、必ず医師に相談してください。

不眠・睡眠障害

  • セントジョンズワートのティーは不眠や不安感、全体的な不快感の緩和に用いられます。また、利尿作用や胃炎の改善、外用として痔核の緩和にも利用されます。さらに、焦燥感や疲労感の軽減にも効果が期待されます。

    注意:使用前に必ず医師と相談し、他の治療法との併用や体質に合うか確認してください。

炎症・感染症

  • セントジョンズワートは炎症や細菌感染の緩和に有効とされています。ティー、チンキ、オイル、カプセルなどさまざまな形で摂取でき、創傷や打撲の痛みを和らげます。関節炎やその他の関節疾患、神経痛の緩和にも役立つ鎮痛成分が含まれます。

    注意:本ハーブを治療目的で使用する場合は、必ず医師に相談し適切な使用法を確認してください。

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