レモンバーム抽出液の利用法と効果

レモンバームはシソ科に属する多年草で、ヨーロッパ原産です。日当たりと温暖な気候を好み、冬は枯れ込み休眠しますが、春先に再び芽吹きます。乾燥にも強く、庭では繁殖しすぎることもあります。

精神の明晰さ

イギリス・ノーサンブリア大学の研究によると、試験前にレモンバームを摂取した学生は集中力が高まり、成績が向上したと報告されています。摂取後約6時間は落ち着きと集中が持続します。

消化促進

レモンバームに含まれるエッセンシャルオイルは胃の平滑筋をリラックスさせ、胃腸の不快感や吐き気を和らげます。お茶にして飲むと、胃のむかつきや月経痛の緩和にも効果的です。

バセドウ病への補助

甲状腺ホルモンの過剰産生を抑える作用があるとされ、動物実験で有望な結果が示されていますが、ヒトに対する臨床的エビデンスはまだ不十分です。

抗ウイルス作用

ポリフェノールなどの抗酸化物質が含まれ、ヘルペスやその他ウイルス感染の症状を軽減し、再発頻度を低下させる可能性があります。外用クリームや軟膏として使用されます。

不安・不眠の緩和

欧州では睡眠障害の治療薬として承認されており、リラックス効果のあるオイルが入眠を助けます。レモンバームとバレリアンの組み合わせは、処方薬Halcionと同等の効果が報告されています。

認知症への支援

鎮静作用により記憶力や注意力の低下を抑え、過剰な思考活動を落ち着かせることで、認知症の症状緩和に寄与すると考えられています。

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