口臭対策に効くハーブ療法
口臭は誰にでも起こり得る悩みで、朝起きたときの「モーニングブレス」もその一例です。医学的には口臭は「ハリトシス(halitosis)」と呼ばれます。ハーブを用いた対策は安全性が高いものの、臭いを一時的に抑えるかマスクする程度の効果にとどまります。根本的な対策としては、毎日の歯磨きやフロスなどの口腔ケアが最も重要です。口臭が長期間続く場合は、基礎疾患が隠れていることもあるため、医師の診察を受けましょう。
アニス(ウイキョウ)種
アニス(学名: Pimpinella anisum)は甘いリコリス風味で、口臭の家庭療法として古くから用いられています。抗菌作用があり、口臭の原因菌を除去するとされています。食後や口臭を感じたときに、一握りの種を噛むと効果が期待できます。ただし、種に含まれるアネトールはエストロゲン様作用があるため、妊娠中の方は使用を控えてください。アネトールは月経痛緩和にも利用されます。
クローブ(ダイケンチ)種
クローブ(学名: Syzgium aromaticum)はスパイシーで土の香りが特徴です。口臭が気になるときに一握りのクローブ種を噛むと、臭いを隠すだけでなく、口腔内の細菌を除去する抗菌効果があります。クローブから抽出されるクローブオイルは、活性成分ユージェノールを含み、歯痛の緩和にも利用されます。ユージェノールは接触した部位を麻酔させる作用があります。
パセリ、セージ、ミント
にんにくやタマネギが原因の口臭には、パセリやミントの葉を噛むと効果的です。パセリはクロロフィルが豊富で、体内で脱臭作用を発揮します。噛んだ後に飲み込んでも安全で、消化される間も脱臭効果が持続します。ミントに含まれる精油は、口臭原因菌を殺菌する働きがあります。無糖のペパーミントガムも同様に有効です。砂糖は口腔内細菌のエサになるため、砂糖入りのガムは逆効果になることがあります。
セージは強い香りと味が特徴の抗菌ハーブで、噛んで飲み込んでも問題ありません。ただし、好みが分かれることがあります。
