マグノリアの花が持つ薬効と活用法
1世紀に遡り、中国の薬草医はマグノリアの樹皮と花を薬として使用してきました。メキシコ湾岸・中米、そして中国北部のヒマラヤに自生するこの樹木は、芳香のある花が6〜12枚の花弁を持ちます。マグノリアの樹皮と花は性質が異なり、用途も別々です。花(中国語で「シンイーファ」)は錠剤、粉末、軟膏、エキスなど様々な形で加工され、さまざまな疾患の治療に用いられます。
呼吸器系感染症への効果
- マグノリアの花は呼吸器のうっ血を解消し、感染症による症状を緩和します。花から作った抽出液は喘息の治療にも有効とされています。
- 代表的な処方はマグノリアの花とシロツメクサ(キク科)を組み合わせたもので、茶として飲むかカプセルで摂取します。
消化器系のサポート
- 花から抽出した黄色い色素は消化不良を緩和し、嘔吐感を和らげます。また、利尿作用もあります。
マグノリアオイルの効能
- オイルは眼の炎症(眼炎)や関節の腫れを抑えるとされ、ロシアのハーブ医は脱毛予防や創傷の消毒にも使用しています。
マグノリアの芽・花弁の利用法
- 春先に採取した芽や花弁を天日干しし、ハーブミックスに使用します。鼻腔に直接塗布すると粘液の分泌が抑えられ、鼻炎や副鼻腔頭痛の緩和に役立ちます。
- 歯茎に塗ると歯痛の軽減効果があります。
