黒甘草の活用法と健康効果

黒甘草(ブラックリコリス)は、古代エジプトで栽培が始まり、現在は北米やヨーロッパで広く栽培されています。エジプト兵が戦闘中にその甘い風味で喉の渇きを癒し、ツタンカーメン王の墓にもこのハーブが随伴していたと伝えられています。甘いお菓子として親しまれる一方で、さまざまな薬効が認められています。

活力増進

黒甘草は慢性疲労症候群の治療に役立つ可能性があります。

黒甘草は副腎を刺激し、アドレナリンの生成を促すとされます。その結果、エネルギーレベルが向上し、米国がん協会は慢性疲労症候群(CFS)などの症状緩和に有用としています。

月経関連の不調緩和

黒甘草に含まれるエストロゲンが月経痛による腹痛を和らげます。

黒甘草にはエストロゲン様成分が含まれ、女性の月経周期を調整します。米国がん協会は、更年期症状や月経痛(腹痛・頭痛・吐き気)を軽減する補助としての利用を示唆しています。

風邪・呼吸器疾患の緩和

黒甘草は肺の粘液を薄くし、排出を助けます。

黒甘草は去痰剤として作用し、風邪や気管支炎などの呼吸器疾患で生じる粘液を薄めて排出しやすくします。また、呼吸器の潤滑剤としても機能し、咳止め薬の重要な成分となっています。

フレーバーとしての利用

咳止めシロップの不快な味を隠すために黒甘草が使用されます。

甘く独特な風味はキャンディーだけでなく、苦味の強い咳シロップの味をマスクするためにも利用されています。米国がん協会もこの用途を紹介しています。

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