髪を太くするハーブ
薄毛(男性型脱毛症)は男女ともに共通の悩みです。従来の治療法としては、植毛や薬物療法があります。米国食品医薬品局(FDA)が承認している男性用の発毛薬は、フィナステリド(プロペシア)とミノキシジルです。女性の男性型脱毛症に対してはミノキシジルが唯一の承認薬です。しかし、処方薬の長期的な副作用を懸念する人は、ハーブを使って髪を太くし、再生を促す方法を選ぶことがあります。
庭園ハーブで健康な髪を育む
ラベンダー、ローズマリー、セージ、キャットミント、ゴボウ、アルカニア、パセリ、カモミールは、古くから脱毛予防や再生促進に利用されてきました。シャンプーやコンディショナー、リンス、インフュージョンに加えることで頭皮を刺激し、清潔に保ちます。シダ(ホーステイル)とタイムのリンスは髪の毛幹にツヤと滑らかさを与え、フケを抑制します。フケはかゆみの原因となり、頭皮を掻くと毛幹が傷み、薄毛につながります。
ノコギリヤシ(Serenoa repens)は、米国南東部に自生するヤシ科の植物で、フロリダ州に多く分布しています。ヨーロッパではサバル(Sabal serrulata)と呼ばれます。ノコギリヤシの実エキスは、テストステロンの生成を調整し、発毛を促すハーブとしてハーバリストに推奨されています。
ヘナ
ヘナは世界中の文化で何世紀も利用され、髪の成長を活性化し脱毛予防に役立ちます。染料としても使用され、髪の毛幹をコーティングして太くし、深い赤みがかった光沢を与えます。細かく砕いたヘナ粉を液体で練り、ペースト状にして頭皮と髪に塗布することで、自然なハーブ療法としての効果が期待できます。
中国ハーブで健康な髪を
伝統的な中国薬草の何首乌(ヘ・ショウウ、Fo‑Ti、Polygonum multiflorum)は、発毛促進に優れた効果があると広く認められています。カプセルやお茶として摂取でき、市販の育毛製品にも主要成分として使用されています。
イチョウ葉(Ginkgo biloba)は、血行を改善し毛根へ栄養を届けやすくすることで、脱毛を抑えるとされています。
