RLS(むずむず脚症候群)に効くハーブと自然療法
むずむず脚症候群(RLS)は、座っているときや横になっているときに、足を動かしたくなる強い衝動が生じる状態です。足のかゆみ・むずむず感・灼熱感・刺すような痛み・しびれなどの感覚がきっかけとなり、足を動かすと一時的に緩和されますが、すぐに症状が再発します。
RLSがもたらす影響
夜間に7〜8時間寝ても疲労感が残り、睡眠が浅くなる、または寝付けないといった症状が続く場合、RLSが原因である可能性があります。RLSは「見過ごされがちな不眠の原因」の一つとされ、貧血や妊娠などの基礎疾患と併発することもあります。治療の基本は生活習慣の改善で、定期的な運動、リラクゼーション、規則正しい睡眠リズムの確立が推奨されます。カフェイン、アルコール、タバコの摂取を控えることも重要です。
自然療法・ハーブ・サプリメント
-
ミネラル不足は脚の大筋肉を過敏にし、RLSの症状を悪化させます。睡眠前にカルシウム800〜1000 mg、カリウム300 mg、マグネシウム500 mgを摂取すると効果が期待できます。
-
脳が夜間に筋肉の動きを抑制できないことがRLSの一因と考えられる場合、5‑ヒドロキシトリプトファン(5‑HTP)を就寝前に100 mg摂取するとセロトニンが増加し、症状緩和が期待できます。2週間以上効果が見られない場合は、200 mgに増量してみてください。
-
ヨーロッパで静脈の健康維持に広く用いられるヒマラヤブナ(馬栗、英名:horse chestnut)は、標準化抽出物を1日2回、合計400 mg摂取することで血管膜を安定させ、足への血流を改善し、かゆみや灼熱感を軽減するとされています。ただし、妊娠中の方、胃腸に過敏な方、抗凝固薬を使用している方は使用を避けてください。
-
自然療法医のクリス・メレティス氏は、タラントラ・ヒスパニカ(Tarentula hispanica)を12Cの濃度で1日3回服用し、症状が消えるまで続けることを推奨しています。
