白ヤナギ樹皮の安全性と使用法

白ヤナギ(Salix alba)はヨーロッパとアジア原産の樹木で、古代ギリシアのヒポクラテスが痛みや腫れを和らげるために利用していました。樹皮に含まれる有効成分はサリシンで、葉の白い細毛に由来して「白ヤナギ」と呼ばれます。サリシンは後にアスピリン(アセチルサリチル酸)の元となる物質です。

歴史

  • 古代ギリシア時代から薬用として利用されていましたが、活性成分サリシンが特定されたのは1829年です。
  • 1852年にサリチル酸(合成サリシン)が開発され、1859年にアセチルサリチル酸に精製され、バイエル社が「アスピリン」として商品化しました。

安全性

  • アスピリンにアレルギーがある人は白ヤナギ樹皮を摂取すべきではありません。
  • 血液をサラサラにする薬(抗凝固薬)を服用中の方は、過度な血液希釈のリスクがあるため注意が必要です。
  • 発熱中の子どもには与えてはいけません。

使用方法

  • 一部の患者は、アスピリンより胃への刺激が少ないとして白ヤナギ樹皮を選びます。アスピリンは酸性ですが、サリシンは胃酸に触れるまで酸に変わらないためです。

有効性

  • 樹皮中のサリシン含有量により、痛み・炎症・熱の緩和においてアスピリンと同等の効果が期待できます。

入手方法

  • 健康食品店、ハーブ専門店、オンラインショップで購入可能です。

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