関節痛に効くハーブ療法
関節痛は様々な要因で起こりますが、最も一般的なのは関節炎です。ハーブやハーブサプリメントは炎症を抑え、関節のこわばりや痛みを和らげる効果があります。
ホワイトウィローバーク(白柳樹皮)
白柳はアジアやヨーロッパ原産の樹木で、樹皮に含まれるサリシンはアスピリンの前駆体です。プロスタグランジンという痛みを引き起こす化学物質の生成を抑えることで、関節や他部位の炎症を軽減します。Umm.edu の報告によれば、白柳樹皮は特定の痛みの治療においてアスピリンと同等の効果があり、胃出血などの副作用リスクは低いとされています。
白柳はカプセル、チンキ、粉末、煎じ液として摂取できます。お茶にする場合は、樹皮1〜2gを約200mlの水に入れ、10分間沸騰させてください。
カイエンペッパー(唐辛子)
カイエンはナス科の植物で、外用すると刺激効果により痛みから注意をそらし、痛み信号を伝える神経を鈍感にします。主成分のカプサイシンは、内服時に抗炎症・抗酸化作用を示します。
外用軟膏を作るには、カイエンパウダーを大さじ2杯ほど(山盛り)用意し、キャリアオイル(ラード、ローション、ココアバターなど)10大さじに混ぜます。関節に直接塗布して一時的な緩和を得られます。
ジンジャー(生姜)
ジンジャーは抗炎症作用を持つ根茎で、ショガオールやジンゲロールといった活性アルカロイドが含まれます。外用すると温感が生じ、血行が促進されて痛みが和らぎます。
ジンジャーはサプリメント、料理への添加、またはお茶として摂取できます。MedScape.com のデータによれば、リウマチや変形性関節症の痛み緩和には、1日あたり500〜1000mgの摂取が推奨されています。
チェリージュース・エキス
チェリーはサクランボ属の果実で、アントシアニジンという活性化合物が筋肉や関節の炎症を抑えます。また、抗酸化物質が体内の一酸化窒素レベルを下げ、関節炎の痛みを軽減する可能性があります。
そのまま果物として食べても健康的ですが、医療効果を得るには有効成分を濃縮する必要があります。関節痛の緩和には、チェリージュースやチェリーエキスのサプリメントを使用することが一般的に推奨されます。
注意事項
ハーブは一部の医薬品の作用を変えることがあります。現在薬を服用中の方は、ハーブ製品を使用する前に必ず医師に相談してください。また、関節痛は重大な疾患のサインであることもあります。急に痛みが出た、発熱や発疹を伴う場合は、直ちに医療機関を受診し、適切な診断と治療を受けてください。
