胃や腸のガス、どう対処する?
人体は1日に最大約4パイント(約2リットル)のガスを生成し、平均的な人は1日14回ほど肛門または口からガスを排出します(National Digestive Diseases Information Clearinghouse)。ガスは主に空気の飲み込みと、大腸内での食物分解という2つの現象で生じます。特定の食べ物は胃や腸に過剰なガスを溜めやすくなります。幸い、ガスがたまったときにはサプリメントや生活習慣の見直しで改善できます。
ペパーミント
ペパーミントは歯磨き粉やガム、様々な食品の風味付けに使われるだけでなく、医療目的でも利用されています。メリーランド大学医学センターによると、ペパーミントは膨満感や過剰なガスなどの消化器症状に有効で、消化管の筋肉をリラックスさせ、閉じ込められたガスの排出を促します。主成分のメンソールは揮発性オイルで、医薬品だけでなく風味料の主要成分でもあります。胃のガス対策としては、ペパーミントティーの摂取がおすすめです。健康食品店やスーパーマーケットで市販のペパーミントティーを入手できます。
腸内のガスには、腸まで届くまで抽出物が放出されないエンテリックコート(腸溶性)カプセルの使用が推奨されます。ペパーミントオイルが0.2ml含まれたカプセルを、腸ガスが出始めたときに2〜3粒服用してください。
生活習慣での対策
メイヨークリニックが指摘するガスが溜まりやすい食品には、カリフラワー、ベイクドビーンズ、レタス、ガム、リンゴ、炭酸飲料などがあります。これらを摂取した後にガスが増えると感じたら、すぐに摂取量を減らしましょう。胃のガスはげっぷで体外へ排出されますが、過度なげっぷは胃粘膜の炎症(胃炎)のサインかもしれません。胃のガスを減らすには、飲食をゆっくり行い、空気を飲み込む量を減らすことが重要です。ガムは唾液の分泌を促し、頻繁に飲み込む必要があるため、空気も同時に飲み込んでしまいます。胃ガスが増えると感じたら、ガムは控えましょう。
