レモンバーム(ミツバチのハーブ)の効能と利用方法

歴史

レモンバームは地中海原産で、学名の「Melissa」はギリシャ語で「ミツバチ」を意味します。古代からハーブ学者はミツバチがこの植物に集まることに注目し、虫刺されや蜂刺傷の治療に利用してきました。やがて「長寿のハーブ」としても評価され、ヨーロッパでは脳機能の改善、視力低下の緩和、熱の軽減に効果があると信じられていました。

特性

レモンバームは心地よい香りを持ち、その香りは健康効果と関係しています。フラボノイドやフェノール酸を含み、単純ヘルペスや甲状腺機能の不均衡に対する治癒効果が示唆されています。EVitaminsの小規模試験では、バレリアン根と組み合わせたレモンバームが睡眠導入作用を示し、トリアゾラムに似た効果があると報告されています。二重盲検試験では、外用したレモンバームが単純ヘルペスの治癒時間を短縮することが確認されました。米国は安全性を認め、カナダとドイツでは一般用医薬品として扱われています。

適応症

レモンバームは幅広い症状に利用できます。抗痙攣作用があり、ストレス関連の消化器やホルモンの不調を和らげます。お茶として摂取すると、血管拡張により血圧が下がり、頭痛や緊張を緩和します。Holistic Onlineは、痙攣、胃腸ガス、疝痛、特定の喘息に効果があるとしています。ペパーミントと併用すれば、胃の不快感をさらに鎮められます。Vitamin Stuffは、レモンバームが連鎖球菌感染や流行性ムンプスの治療に使われた例を挙げています。

用量・使用方法

レモンバームは錠剤、カプセル、ティー、チンキ、エキスなどで摂取できます。Vitamin Stuffによると、一般的な用量はレモンバームエキスで1日小さじ1杯、チンキで小さじ1.5杯です。乾燥葉1〜3小さじを沸騰した蒸留水1カップに浸し、温かいまま飲むか冷蔵保存して後で飲みます。外用としては、口唇ヘルペスや開放創、虫刺されに塗布します。

栽培方法

レモンバームは育てやすいハーブです。日当たりの良い場所を好みます。Herb Companionは、他の植物と混植すると勢いが強くなりすぎるため、コンテナで単独栽培することを推奨しています。混植する場合は、頻繁に収穫し、花が種を落とさないように切り取ります。夏に花が咲き、葉は乾燥させて保存すれば、いつでも利用できます。

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