Passiflora incarnata(パッションフラワー)の副作用と使用法

概要

パッションフラワー(学名: Passiflora incarnata)は、バレリアン根に似た鎮静作用があり、不眠症や神経過敏の緩和に用いられます。副作用は極めて少なく、他のハーブと併用して効果を高めることも可能です。最も一般的な利用形態はハーブティーです。

植物の特徴

つる状の植物で、最大約7メートル(約25フィート)に伸びます。花は複雑でひだ状の花弁を持ち、開花後2〜3か月で果実が成熟します。果実は7月から10月に収穫でき、潰すと「ポップ」の音がするため「メイポップ」と呼ばれます。

歴史

南米の先住民は、パッションフラワーを不安、不眠、痙攣、ヒステリーの治療に利用してきました。伝説では、あるイエズス会の司祭がこの花の美しさに魅了され、夢の中でキリストの十字架と結びつく象徴として解釈したとされています。

利用法

壁やフェンス、アーバーの装飾に利用されるほか、甘い果実はジャムやゼリーに適しています。葉はサラダに生で、または調理して食べられます。花はシロップや料理に使用され、葉や茎は神経緊張、イライラ、不眠、月経前症候群の緩和に伝統的に用いられますが、臨床的なエビデンスは不足しています。

副作用と注意点

パッションフラワーは、Ambien(ゾルピデム)、Sonata(ゾルピデム)、Lunesta(エスゾピクロン)、Valium(ジアゼパム)、Xanax(アルプラゾラム)、Dilantin(フェニトイン)、Rozerem(レメデシル)、Sinequan(クロルジアゼポキシド)、Pamelor(トリメトプリミド)、Elavil(アミトリプチリン)などの鎮静薬と相互作用する可能性があります。併用する場合は医師に相談してください。また、血液凝固時間が延長することが報告されており、眠気を引き起こすこともありますが、全体としては安全性の高いハーブとされています。

用量

子供への推奨用量は確立されていません。南米では、抑うつ、不眠、痙攣、ヒステリー、緊張緩和のために乾燥葉をティーとして使用してきました。一般的な作り方は、乾燥ハーブ小さじ1杯を沸騰した水1カップに加え、10分以上抽出してから濾し、冷まして飲む方法です。エキスは1日3回まで服用することが報告されています。

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