フランキンセンスの健康効果とは?

古代から香料と薬用として重宝されてきたフランキンセンス。その名はベツレヘムの三賢者がイエス幼児に捧げた贈り物の一つとして知られ、近年では代替医療の分野で様々な健康効果が注目されています。

特徴

  • フランキンセンスはボスウェリア属の樹木から採取される樹脂です。樹皮を切ると白い乳液が流れ出し、乾燥すると橙褐色の硬い樹脂(フランキンセンス)となります。

種類

  • 香として燃やすインセンス、エッセンシャルオイル、抽出エキスなど様々な形で利用されます。インセンスとして燃やすと強い抗菌性のある煙が発生し、エッセンシャルオイルはディフューザーで呼吸器症状の緩和や、肌への塗布で創傷治癒やリフレッシュ効果が期待できます。

身体への効果

  • 抗菌・抗炎症作用により感染症の予防・治療に役立ちます。また、利尿作用がありむくみの改善に用いられることがあります。女性の月経痛や子宮関連の痙攣緩和、関節炎の炎症抑制にも有効とされています。ボスウェリック酸は炎症性ロイコトリエンの生成を阻害し、関節リウマチや変形性膝関節症の症状改善が報告されています。がん抑制効果についてはまだ確証が得られていません。

精神への効果

  • 歴史的に不安やヒステリーの緩和に用いられ、心身のリラックス効果が期待できます。ストレスや不眠の緩和、瞑想時の集中力向上を目的とした家庭療法にも取り入れられています。額の第三の目の位置に直接塗布すると、心が静まり瞑想が深まります。

注意点

  • ボスウェリア抽出物は比較的安全ですが、まれに皮膚発疹、吐き気、下痢が起こることがあります。長期使用の安全性は十分に検証されていません。妊娠中・授乳中の使用は安全性が確認されていないため控えてください。エッセンシャルオイルは経口摂取が極めて有毒であり、皮膚に使用する際はパッチテストを行うことが推奨されます。

ハーブ療法 - 関連記事