腎臓がんに効くハーブの紹介
腎臓がんの概要
米国国立がん研究所(NCI)によると、2009年の腎臓がんの新規患者は49,000例以上、死亡者は11,000例以上に上ります。腎臓がんは腎臓組織のいずれかの部位に発生する悪性腫瘍です。成人では主に腎細胞がん(RCC)、小児ではウィルムス腫瘍が多く見られます。主な症状は背部の痛み、倦怠感、血尿、頻尿などです。
ハーブで免疫力と腎臓機能をサポート
腎臓がんは免疫系にも大きな負担をかけますが、いくつかのハーブは免疫力向上や腎臓保護に役立つと報告されています。以下に代表的なハーブと摂取方法を紹介します。
アストラガルス(黄耆)
根部に薬効成分が含まれ、古くから疲労回復や免疫強化に用いられてきました。スローン・ケタリングがんセンターの研究では、アストラガルスが腎臓に対する遺伝子発現を調整し、保護効果を示す可能性があるとされています。目安は1日3回、500〜1,000 mgを摂取することです。サプリメントやティーバッグで手軽に取り入れられます。自家製ティーを作る場合は、乾燥根を沸騰した水に入れ、こしてからレモン汁大さじ1を加えて飲みましょう。
カツテツ(Cat's Claw)
ペルー原産のハーブで、腎臓浄化や免疫ブーストに利用されています。米国がん協会は、重篤な患者に対し1日20 gの摂取を勧めています。ただし、糖尿病の方や妊娠中の方、6歳未満の子どもには安全性が確認されていませんので使用を控えてください。
シベリア人参(エレウテロコック)
中国医学で体力回復や食欲増進、免疫機能向上に用いられています。ドイツの研究では、放射線療法や化学療法の副作用軽減に効果がある可能性が示唆されています。インターフェロンの産生を促進し、免疫を活性化する作用が期待されています。
これらのハーブは米国の医療機関では公式に推奨されていないものの、何千年にもわたって伝統的に使用されてきました。使用を検討する際は必ず主治医と相談し、適切な用量と安全性を確認してください。
ハーブの摂取を始める前に、必ず主治医に相談し、現在の治療との相互作用や副作用について確認しましょう。
