エッシアックの効果と使用上の注意点

エッシアックは、4種類のハーブを組み合わせて作られる濃いお茶で、体内に摂取します。使用されるハーブは、ゴボウ根、インディアン大根、滑りやなぎの内皮、シープソレルです。これらのハーブはカナダ・オンタリオ州周辺に自生し、先住民がこの配合を考案したとされています。1920年代、カナダの看護師レネ・カイエスががん治療の目的でこの配合を研究・実践しました。カイエスの研究によれば、4種のハーブは免疫機能をサポートし、体内の毒素排出や治癒促進を助けるとされています。

ゴボウ根

ゴボウ根(学名:Arctium lappa)は、伝統医学で血液浄化や消化器系の機能向上に重要とされています。粘液の分泌を抑える作用により胃腸の働きを助け、免疫系も刺激します。また、利尿作用や皮膚からの排毒を促し、クロムを含むことで高血糖の改善にも寄与します。ビタミンAやセレンは体内の活性酸素を除去する働きがあります。ゴボウは野菜として食べられ、健康食品店でも増えています。

インディアン大根

インディアン大根(学名:Rheum officinale)は、消化器系のサポートに加えて肝臓の浄化作用があります。下剤効果と収れん作用が同時に働き、抗菌効果も期待されます。これにより老廃物の排出と収れんによる浄化が促進されます。ただし、妊娠中の使用は避け、葉は有毒なので絶対に摂取しないでください。

滑りやなぎの内皮

滑りやなぎ(Ulmus rubra)の内皮は、カルシウム、タンニン、粘液質、マグネシウムに加え、ビタミンA、B、C、Kなどの重要なビタミンを豊富に含みます。タンニンと粘液質は粘液の沈着を溶かし、神経や腺、組織の機能を助けます。また、カルシウム・マグネシウムとビタミンは臓器や組織、細胞膜の維持をサポートします。

シープソレル

シープソレル(学名:Rumex acetosella)は、発汗を促し腎臓からの排泄を助けることでデトックス効果が期待される伝統的なハーブです。微量ミネラルとしてビタミンC(アスコルビン酸)、カルシウム、マグネシウム、カリウム、シリコン、各種酸化物を含みます。また、細胞の若返りを促し、むくみの軽減や熱(発熱)の緩和にも役立つとされています。

注意点

現在のところ、エッシアックががんを治癒できるという決定的な研究結果はありません。エッシアックは従来の治療を代替すべきものではなく、使用する際は必ず医師に相談してください。利用者の中には効果を感じた人もいれば、変化がなかった人もいます。レネ・カイエスの研究や免疫理論については、公式サイト(essiacinfo.org)で詳しく読むことができます。

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