クローブオイルの特徴と効能

概要

クローブオイルは、古代ギリシャ、エジプト、ローマなど多くの文化圏で数世紀にわたり医療に利用されてきました。中国の伝統医学でもその多様な効果が重宝されています。世代を超えて受け継がれる自然療法として、様々な症状の緩和に活用されています。

識別

クローブはインドネシアやマラッカ諸島原産の常緑樹で、最大約9メートルに成長します。緑色の葉とピンク色の花芽が特徴で、オイルは主に花芽・葉・茎から抽出されます。抽出方法は主に蒸留と圧搾の2種類が一般的です。

栄養成分・特徴

クローブは強い香りと辛味があるため料理では少量使用されますが、カリウム、ナトリウム、カルシウム、マグネシウムをはじめ、リン、銅、亜鉛、鉄、セレン、マンガンなど豊富なミネラルを含みます。さらに、ビタミンA、C、E、コリン、リボフラビン、ナイアシン、チアミン、ビタミンB6、K、ベタイン、葉酸なども含有しています。

外用の効果

抗菌・抗真菌作用により、皮膚感染症、真菌感染、ニキビ、いぼ、疥癬、シラミなどの治療に利用されます。また、局所的に塗布すると痛みを和らげる鎮痛効果も期待できます。

内服の意義

少量を食事に加えることで、しゃっくり、消化不良、乗り物酔い、膨満感などの胃腸症状を緩和します。吐き気や嘔吐の軽減にも役立つとされています。

歯科での活用

強い鎮痛作用により歯痛の緩和に有効です。抗菌・抗菌性が口腔内の細菌を抑制し、歯肉炎や口内炎の痛みを和らげます。また、口臭予防にも効果的です。

アロマテラピーでの効果

香りはストレスや疲労感の軽減に役立ちます。バジル、ローズ、シナモン、ローズマリー、グレープフルーツ、レモン、ペパーミント、オレンジ、ナツメグ、ゼラニウム、ラベンダーなど多くのエッセンシャルオイルと相性が良く、ブレンドに適しています。

その他の利用法

クリーニング剤に加えて表面消毒に、アロマディフューザーに入れて空間の除菌に利用できます。また、庭での除草剤としても活用できる多用途なオイルです。

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