ヒトパピローマウイルス(HPV)に効くハーブとビタミン
HPVはイボから子宮頸がんの前段階まで、さまざまな症状を引き起こすウイルスです。完全にウイルスを除去する特効薬はありませんが、いくつかのハーブやビタミンはウイルスの増殖や症状を抑える可能性があります。
HPVとは
ヒトパピローマウイルス(HPV)は、粘膜や皮膚に感染するウイルスで、約130種類の株があります。いくつかはイボを引き起こし、他は子宮頸部、外陰部、肛門、陰茎、膣のがんの原因となります。イボを生じる株はがんになりませんが、30~40株は性行為で感染し、ガーダシルやセヴァリックスといったワクチンで予防できます。すべての株に対応したワクチンはなく、定期的な子宮頸がん検診が推奨されます。
従来の治療法
HPVは感染後に自身のDNAに組み込まれるため根治は難しいですが、症状は従来医療で緩和できます。イボができた場合は外科的除去、凍結療法、サリチル酸などの薬剤で除去し、ウイルスを休止状態にします。がんが発生した場合は局所的であれば外科手術、化学療法や放射線療法が行われますが、若年女性への放射線は早期閉経のリスクがあるため慎重に判断されます。
にんにくとアストラガルス
にんにくは真菌、細菌、寄生虫、ウイルス感染に有効とされ、特に生にんにくをすりつぶすと生成されるアリシンは腫瘍縮小やウイルス複製抑制に働きます。生のにんにくを噛むか、5,000 µgのアリシンを含む錠剤で摂取できます。アストラガルスは疲労改善、ウイルス感染防止、免疫強化に効果があり、HPVを直接攻撃しながらがん細胞の増殖を抑える遺伝子を活性化すると考えられています。カプセルやお茶として摂取可能です。
セルフヒールとドラゴン血
セルフヒール(Self‑Heal)はビタミンA・B・C・Kや必須脂肪酸を豊富に含み、ウイルスの細胞分裂を遅らせる可能性があります。チンキや浸出液として飲用できます。ドラゴン血(Sandre de Drago)は感染と炎症を抑え、HPVなどのウイルス感染に対抗します。もともと外傷の止血・治癒促進に用いられますが、内部用チンキとして摂取すればウイルスが引き起こした組織障害の修復を助けます。
注意事項
子宮頸がんや重篤なHPV症状が疑われる場合は、自己判断でハーブを使用せず、すぐに医師の診察を受けてください。統合医療の専門家や漢方医と相談すれば、適切な診断と治療が受けられます。また、ハーブはアレルギーを起こしたり、服用中の薬と相互作用することがあります。使用前に必ず担当医に相談しましょう。
