記憶力向上に役立つビタミン
ビタミンはさまざまな健康効果がありますが、近年の研究で記憶力の向上や記憶減退の予防に有効なものがあることが分かっています。特にビタミンB群やオメガ‑3脂肪酸が注目されています。
ビタミンB6
脳の神経伝達物質の合成に関わり、記憶力の低下を防ぐとされています。B6が不足すると情報の取得・保持が妨げられる可能性があります。主な食品は鶏肉・牛肉・アボカド・酵母・卵・オート麦・全粒粉・ピーナッツ・クルミ・玄米・バナナです。
ビタミンB12
血中B12濃度が高いほど記憶テストの成績が良いという報告があります。加齢に伴い吸収が低下しやすく、年齢とともに記憶力が衰える一因と考えられます。肉類・家禽・魚介類・卵・ハマグリ・ヨーグルト・牛乳などに豊富です。
ビタミンB9(葉酸)
葉酸も記憶力にプラスの効果があるとされ、特に60歳以上の人で記憶減退の抑制が期待されています。脳の化学合成に重要な役割を果たします。豆類・ほうれん草・アボカド・ピーナッツ・卵・バナナが良い供給源です。
ビタミンE
高齢者を対象とした長期観察で、ビタミンE摂取が記憶力低下や認知機能の衰えを抑える効果が示されました。アルツハイマー病予防や症状緩和にも期待されています。ひまわりの種・パパイヤ・カラードグリーン・ブルーベリー・オリーブ・ほうれん草・アーモンドなどに含まれます。
オメガ‑3脂肪酸
アルツハイマー病のリスク低減に寄与すると考えられ、脳機能全般の改善が期待されています。研究は進行中ですが、フラックスシード・クルミ・サーモン・大豆・ヒラメ・エビ・豆腐・スナッパー・ホタテ・冬瓜などが豊富です。
上記のビタミンや脂肪酸をバランスよく摂取することで、記憶力の維持・向上に役立つ可能性があります。食事だけで十分でない場合は、医師と相談の上、サプリメントの利用も検討してください。
